歳と共に生成出来なくなるコラーゲン
人間の皮膚は、大きく分けると表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれていますが、95%が真皮から成り立ち、その真皮の約70%(水分を除いた乾燥重量)をコラーゲンが占めていると言われています。
このコラーゲンは一定の期間を経て古くなるとアミノ酸に分解され、続いて新たなコラーゲンが生成されると言う新陳代謝を繰り返しています。
ですが悲しいことに歳をとると新しいコラーゲンが生成されにくくなり、古いコラーゲンが体内に残ってしまうようになります。
古いコラーゲンは新しいコラーゲンと比べると柔軟性に欠け、また繊維同士に隙間がなくなって水分も保持しにくくなる等、色々な障害が生じます。
肌の弾力を失いハリがなくなり、保水能力も衰えて、見た目にも肌の老化が感じられるようになってしまうのです。
コラーゲンの体内量は20歳代までが最も多いのですが、それを過ぎると次第に減少し、40歳代ではその量が半分になってしまうと言われています。
しかし、年齢と共にコラーゲン生成能力が衰えるのを黙って見ているだけではなく、少しでもコラーゲンの生成を促し、ハリと弾力のある若々しい肌を保ちたいものです。
肌のコラーゲンの生成を美顔器で促進するには
家庭でも使用出来る美顔器で、肌のコラーゲン生成を促進することが出来るものがあります。
それは「イオン導入器」です。
(皮膚科医の吉木伸子先生の著書の中でも書かれています)
真皮のコラーゲンを増やす働きを持つ「ビタミンC誘導体」をイオン導入することにより、コラーゲンの生成が期待出来ます。
イオン導入はビタミンCをただ肌に塗布した時と比較すると、30倍以上の浸透力があるのです。
分子の大きいコラーゲンをイオン導入することは出来ませんが、水溶性で分子の小さいビタミンC誘導体は導入が可能なので、肌のハリのなさが気になる方はビタミンC誘導体をイオン導入し、真皮のコラーゲン生成を促すと良いでしょう。
マイクロカレントもコラーゲン線維の合成を助長する
実はリファを転がすことによって発生する「マイクロカレント」にも肌のコラーゲン線維の合成を促す働きがあるそうです。
リファはハンドル部分に搭載されたソーラーパネルから光を取り込んで、マイクロカレント(微弱電流)を発生させるのが特徴の美容ローラーです。
人間の体の中には、元々「生体電流」と言う超微弱電流が流れているのですが、リファはこの「生体電流」にきわめて近い微弱電流のマイクロカレントを発生させ、肌表面をトリートメントして、ハリとツヤのある引き締まった肌に導く役割を果たしてくれます。
※マイクロカレントの美容効果についてはこちらの記事をご覧ください。